それは 誰もいないというのではなく こころがひとりなのです
冬の光は ひらたく ゆるやかに蝕みます 人も 枯れ葉も 太陽さえも
そうして朽ちていく様を あなたは優しく受け止めるのでしょう
深い深い土に埋もれて 静かに その瞳を伏せたままで
2003年1月2日