死と再生
脈は 命の在処を教えてくれる
無は有を産むだろうか
否  必ずそこには
叩き潰されていても 核が有る筈

すべてを壊すだけでは再生できない
地下で 水面下で 体内で
張り巡らされ 絡み合った脈
彼らは死の寸前に結合反応し
そして死の直後に結晶化する
人はそれを再生とよぶ

脈を張り巡らし 時を待ち続けること
それ以外に方法はない
鼓動を重ね 生き続けること
それ以外に証明はない

永遠の命とは 存在
叩き潰されて
最後に残った核

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