CARNAVAL

◎よく聴く曲、または特に思い入れのある曲、四の1。


むかし「中南米音楽同好会」という
変な先輩達に拉致されたことがありました。怖
人手が足りないから手伝って〜と拝まれたのですが
「中南米ってなに....」と恐怖心を隠せない私。


ラテン音楽でした(すこし安心)
ボンゴとかコンガとか、へんな楽器がいっぱいで
歌なんかスペイン語でわけがわからなくって
楽しかったです。でも
「浅草サンバ・カーニバルに出よう!」
というのは、さすがにお断りしました。無理

その中南米音楽同好会とは関係ないのですが
エスプリトゥの「always...」というCDが好きで
以前よく聴いていました。ラテンなクラブ・サウンド
という感じです。熱くて、艶っぽい南国のリズム
これを聴きながら車を運転したら
気持ちいいだろうな....(無免許)

どの歌もドキドキして楽しいけれど
私は最後のちょっと不思議な「カルナバル」
という雨の曲の歌詞が好きでした。
彼らのお祭りは歴史への祈りなのだと、教えてくれる歌。
 
 
 
  カルナバル


  それは雨の日
  ペンキで塗られたストリート
  私の頭で鳴り響く
  鼓動とサンバのリズム

  大粒の涙がこぼれ落ちる
  夏の暑さの中
  黒の聖女に冠がかぶせられ
  子供たちがひざまづく

  紙に描かれた海の絵
  緑と金の二人の少年の絵が
  私の魂に輝きながら飛び込んでくる
  それが、雨の中のカルナバル 

  それは雨の日
  雨が 私の身体に降り注ぐ
  雨が 私の心に降り注ぐ
  街のストリートでは
  神の少年たちと十字架の祝典

  聖者たちは廃退し
  消滅し、失われてしまった
  パレードという名の集団虐殺
  私は知りたいの 私たちは何をお祝いするの
  雨の中のカルナバル

  
 (「 CARNAVAL 」
   always.../espritu より )
 

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