古びた時間

何度もペンキを塗り直された、小さな家。
大きな木が屋根を覆う、その古い家は
壁に幾重もの長い時を刻み込んでいました。


古びた道具、古びた空間が好きです。
そしてなによりも、そのものが経てきた
絶えない時の流れが愛おしい。

人にも、家にも、樹木にも
ふりつもる歴史、古びた時間。

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