6分前

これはひとつ前の写真の、6分前。
すすき野原に太陽が沈んでいきました。


河原のすすきは、とてもとても背が高くて
なぜだろうと思っていたら
その私が立って撮影していた場所はね
いつもは水の底なのですって。

この季節、鮎が川をのぼるので
水門を開けるのだそうです。
それで水位が下がって、いつもは水の底が
陸地や中州になって浮かび上がるのですって。

このすすきは、いつもは川岸で水に浸ったり
沈んだりしているのでしょうね。
それでこんなに背が高くなったのでしょう。
鮎たちが川を上るまでしばらくここは、すすき野原。


私の立っていたところは、いつもは川の中。
もしも水底から眺めたら
こんな、夕暮れなのだろうか。

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