青の古典技法

ずっと独学だった写真、きちんと心に受け止めようと
最近は美術館へ写真展を観に行ったり
歴史の授業を受けたりしています。


先日は写真の古典技法を体験してきました。
これは1842年にハーシェルによって発明された
Cyanotypes(サイアノ)という技法です。
画用紙に薬をハケで塗り、フイルムを焼きつけると
青く写真が浮かび上がります。

青の古典技法。写真と云うよりも
深い青で絵を描いたような神聖な気持ちになりました。
サイアノというのはギリシア語が語源で「濃紺」
または、「青色の痕跡」という意味だそうです。


青と白しかない絵は
深い空と、漂う雲のよう。
それとも遠い海と、泡立つ白い波のようで。

学んだ古典技法で、自分の写真を焼いてみると
誰かの想いの上に己の想いを重ねているような
何か言葉の固まりを、受け継いでいくような
優しい歴史の重みを感じます。

とても、愛おしい。
 

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