きまぐれな空

気紛れなお天気が続いています。
お日さまも夕立も、カミナリも
まるで一緒の賑やかな毎日です。

露をふくんだ夕空は、とても綺麗で
空だけでなく空気全体が光に包まれているよう。
最近は夕刻をとても楽しみにしています。
 
 
 
46億年前に地球が出来たばかりの頃、数えきれないほどの微惑星や隕石が地球に衝突しました。そしてその微惑星たちが持っていた水や気体が、やがて地球の雨や大気になったといいます。

水蒸気が雨になってマグマに降り注ぎ、そしてまた蒸発し。それを繰返すうちに地球は冷えて、小さな雨粒は、大きな海になりました。総水量14億立方キロメートル。


それは、現在の地球上に存在する水の量と
ほぼ同じなのだそうです。
海や山の水、空の雲、私達のからだの中にある水。
大陸の氷河や地下水、それから植物たち。
そのほか地球の水分を全て合計すると、遠い昔に隕石たちが宇宙から届けてくれた水と同量なのですって。
あれから46億年経った今も、こうして地球上で循環しているのですね。
 
 
 
きまぐれな空。
雷光を見ていると、太古の地球を憶います。
はるかな、遠い遠い記憶。
 
 

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