シャムロック。
アイルランドでは、クローバーをはじめ
葉が三枚に分かれている草を、こう呼びます。
国花であり宗教とも結びつきの深い、Shamrock。
写真は、ウサギのまぐろさんのごはんを作っているところ。
リンゴとクローバーをミキサーにかけています。
セロリやシソ、パセリも使います。
このすりおろし野菜に、以前日記に写真を載せた
粉末に砕いたペレットを混ぜて流動食を作ります。
それを注射器のようなシリンジに詰めて口の中に
入れてあげます。2〜3時間おき、1日7〜8回。
ええもう外出が不可能な毎日です。涙
クローバーは牧草ですが、有害物質を持っていて
人間が食べると中毒を起こすのですって。
まぐろさんは大好物なのですけれど
牛やウサギは大丈夫なのかしら....
なぜ、シロツメクサと呼ばれるようになったかというと、
江戸時代にオランダから、ガラスの器が渡来してきた時
運ぶ途中で割れたり、傷ついたりしないように
詰め物として、和蘭人がこの植物を詰めていたのだ
そうです。それで「白詰草」。
現代では、スチロールやエアパッキンだけれど
日本にヨーロッパのガラスがやってきた頃、
梱包の緩衝材にはクローバーが使われていたのですね。
その中に種が残っていて、日本中に広まったのだとか。
「シロツメクサ」のクッションで届いた、硝子の器たち。
なんだか幸せな春の贈り物のようで
思わず、ほほえんでしまいます。
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