桜が終わり、山の中へ入ってみると
静かな林の中で、二輪草が咲いていました。
　
　
　
先週は P.G.I.（Photo Gallery International）の
30周年記念パーティがあり、私も出席してきました。
日本を代表する写真家の方々が皆さんいらしていて、
それはもう豪華な顔ぶれでした。
とても楽しい時間を過ごしました。

入口に飾られたアンセル・アダムス氏の写真。
私にはとても懐かしく、思い出深い写真です。
アダムス氏と縁の深いオーナーの佐多さんは、日本の写真家のこれまでと未来を広く見据えていらして、そのお話には日本の写真界の在り方を、深く考えさせられるものがありました。

大きな壁を乗り越えてきた人の持つ笑顔には
なんともいえなく、優しさと力強さが溢れています。
豊かな経験に裏打ちされた包容力には、厳しさと同時に
まだまだ沢山の夢が詰まっていて、だからこそ30年もの間
ここは、こんなに多くの一流フォトグラファー達の中心に
あるのだなと思いました。

大先輩たちの瞳に宿る、光と気品。
ごまかしのない世界にいる人達の、美しさに心を打たれ
私は、胸をいっぱいにふくらませながら
パーティから帰ってきたのでした。